「道衣」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:30時点における最新版
どうえ/道衣
僧侶の通常服の一つ。改良服ともいう。伝道服(洋式道衣)とは異なる。明治三八年(一九〇五)浄土学本校(旧宗教大学、現大正大学)の学生服として学長の黒田真洞が考案したもの。堀井慶雅『法式教案』には「特殊伝道の講演執務旅行等簡単なる服装の場合に着するもの」とある(私家版、一九三八)。現在、道衣は法要儀式には用いないが、通常服として日常に着用される法衣となっている。小五条(威儀細)、種子衣(伝道袈裟)または折五条を被着し、略袴をはき、領帽はつけない。
【執筆者:大澤亮我】