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しゅうはく／秋白

—延享三年（一七四六）一二月一三日。浄蓮社厳誉観阿朗然。清浄華院四九世。享保一八年（一七三三）九月二六日台命と勅請によって、江戸本誓寺から清浄華院に転昇した。同二〇年に敬法門院（東山天皇の母）の旧殿を拝領し、そこに位牌を安置した。元文二年（一七三七）五月阿州公（徳島藩主蜂須賀宗英むねてる）の息女観心院殿を葬った。同年一一月に隠退し、延享三年一二月一三日に没した。

【資料】『浄源脈譜』（浄全一九）、『清浄華院誌要』（浄全二〇）、清浄華院墓地内観心院墓碑

【執筆者：石川達也】