「慈照寺」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
Seishimaru (トーク | 投稿記録) 細 (1版 をインポートしました) |
|
(相違点なし)
|
2018年3月30日 (金) 06:26時点における最新版
じしょうじ/慈照寺
京都市左京区銀閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺院。通称銀閣寺。応仁の乱で焼失した天台宗浄土寺門跡のあった場所に、文明一四年(一四八二)、足利義政が山荘造営に着手、翌年、堂宇の一部として先行して完成した常御所に住す。敷地内に観音殿(銀閣)や持仏堂である東求堂(いずれも国宝)を建立した。足利義政は観音殿上棟の翌年、延徳二年(一四九〇)この地で生涯を終えた。山荘は遺命で禅寺となり、彼の法名にちなみ慈照寺と称された。通称の由来については諸説あるという。
【参考】『京都市の地名』(平凡社、一九八一)
【執筆者:伊藤真昭】