「昭和新訂末代念仏授手印」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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しょうわしんていまつだいねんぶつじゅしゅいん/昭和新訂末代念仏授手印
林彦明編纂。昭和五年(一九三〇)六月、土川勧学宗学興隆会発行。聖光の『末代念仏授手印』を、聖光真筆とされる熊本往生院所蔵本(聖護伝承本)を底本として、現存する一七本、九系統の諸本を用いて校訂し、林彦明の解説を付して出版したもの。図版には一八本の諸本の写真が掲載されるなど、『授手印』研究には必携の書である。『授手印』の翻刻は他に『昭和新訂三巻七書』等があるものの、校訂の綿密さで本書の右に出るものはない。『聖典』所収の『授手印』はこの本を底本としている。
【執筆者:郡嶋昭示】