「浄土真宗本願寺派」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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じょうどしんしゅうほんがんじは/浄土真宗本願寺派
真宗十派の一つ。親鸞を宗祖とし西本願寺を本山とする宗派。略して本願寺派あるいは本派ともいい、「お西」と通称されることが多い。本山は龍谷山本願寺(京都市下京区堀川通花屋町下ル)。親鸞以降、覚如や蓮如らにより継承された本願寺は、相次ぐ戦乱や法難を避け、山科や石山などの場所を経て、天正一九年(一五九一)に現在の地に移った。一一世顕如の没後いったん教如が跡を継ぐが、豊臣秀吉の後援により三男准如が一二世を継承し、後の西本願寺となる。近代以降、島地黙雷らの登場により社会活動にも取り組み仏教近代化に対して貢献した。
【執筆者:浅井成海】