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「浄土宗開創期の研究」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:25時点における最新版

じょうどしゅうかいそうきのけんきゅう/浄土宗開創期の研究

香月乗光編。昭和四五年(一九七〇)八月、平楽寺書店発行。浄土開宗八〇〇年に向けた記念論集。内容は思想篇と歴史篇の二部構成であり、八人の研究者による論文一一篇が収められている。伊藤唯眞「遊蓮房円照法然法然下山問題の新視点—」など画期的な成果を上げた論考もある。また、髙橋弘次と伊藤唯眞は「戦後の法然研究の動向」を思想篇・歴史篇として執筆。これらは法然の研究史を振り返るときには欠かせない業績である。


【執筆者:能島覚】