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さっぽろじけいかい／札幌慈啓会

社会福祉法人。札幌市中央区旭ヶ丘。大正一四年（一九二五）、札幌養老院の設立に始まる。昭和二年（一九二七）財団法人認可。同二七年社会福祉法人。同四四年現在の名称となる。設立者は北縁山新善光寺住職の林玄松。仏教精神に基づき老後も心身ともに豊かな生活を目指し、共生の理念のもと、保健と医療と福祉を一体化させた事業を行っている。養護老人ホームを中心に、老人保健施設、慈啓会病院を運営している。

【参考】浄土宗総合研究所仏教福祉班編『浄土宗社会福祉施設総覧—戦前期設立施設法人編』（浄土宗総合研究所、二〇〇八）

【執筆者：横井大覚】