「空禅」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:22時点における最新版
くうぜん/空禅
—宝徳二年(一四五〇)四月二八日。生地・俗姓・附法の師などは不詳。知恩院二〇世。在任中の永享三年(一四三一)に知恩院が火災により焼失。足利義教から直ちに再建するように命が下り、これを受けた空禅は浄財を勧募するために奔走した。勧募の方法として、一人一文ずつ合計四八万人もの人々を勧進するという目標を企て、その後、数年も経たないうちに、仏殿や御影堂は元通りに復興された。
【資料】『知恩院史』(知恩院、一九三七)、『華頂誌要』(浄全一九)
【執筆者:工藤量導】