「華頂山勅額」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年9月17日 (月) 01:17時点における最新版
かちょうざんちょくがく/華頂山勅額
二代将軍徳川秀忠の寄進により建造され、元和七年(一六二一)に完成した知恩院三門に掲げられている霊元上皇直筆「華頂山」の額。宝永七年(一七一〇)一一月二三日に賜り謹刻、翌年正月一三日に掲げた。大きさは中味の鏡板が縦約一・七メートル(五尺六寸)、横約一・一メートル(三尺六寸)。外縁を加えると総高約二・五メートル(八尺三寸)、総横幅約一・六メートル(五尺二寸)。裏面に「宝永七年」の銘がある。宸翰は別に宝庫に保管されている。
【参考】藪内彦瑞編『知恩院史』(知恩院、一九三七)、『重要文化財知恩院三門修理工事報告書』(京都府教育委員会、一九九二)
【参照項目】➡華頂山
【執筆者:今堀太逸】