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「宮沢説音」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:34時点における最新版

みやざわせつおん/宮沢説音

文久元年(一八六一)九月一五日—昭和三年(一九二八)三月八日。信蓮社実誉願阿。道号は義精。百万遍知恩寺六七世。現在の長野県諏訪市豊田に笠原彦五郎春尚の四男として生まれる。明治七年(一八七四)同市上諏訪正願寺の念誉説岸の弟子となり、宮沢に改姓する。東京東部大学林において宗学を究め、温誉大宣より宗戒両脈相承する。同一七年京都大学林の講授を任ぜられる。同二一年師籍正願寺、同四一年長崎大音寺に転住し両寺を中興する。大正一二年(一九二三)百万遍知恩寺六七世となる。


【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)


【執筆者:横井大覚】