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「曼陀羅華」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:34時点における最新版

まんだらけ/曼陀羅華

天に咲くとされる花の名称。意に適う花や心を悦ばせる花といわれ、また様々な色に変化する花ともいわれる。ⓈmāndāravaやⓈmāndāraの音写語。意華、微妙音華などと意訳される。『阿弥陀経』には「昼夜六時に、曼陀羅華らす」(聖典一・三一六/浄全一・五二)とあり、極楽では天より曼陀羅華が降り落ちるとされる。また摩訶曼陀羅華・曼殊沙華・摩訶曼殊沙華とともに四華といわれる。


【執筆者:石田一裕】