「墨画法然上人御影」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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2018年3月30日 (金) 06:32時点における最新版
ぼくがほうねんしょうにんみえい/墨画法然上人御影
筆の線だけで描かれた法然の御影。金戒光明寺蔵。左(向かって右)に名号を、上部に「仏説にまかせ六字を唱れば、心にたすけたまふと 心得て申也 此外に別の心ををこせは 本願に違するなり」と賛があり念仏の心構えを説いている。姿は頭が少しくぼみ、顔は柔和で、半素絹の衣で雨覆、それに続く裳の襞が画かれ、法然の足は素足である。素足の法然像はほとんどなく、浄履、沓、足半のいずれかを履いていることが多い。また素足の場合は必ず踏割蓮華に立つ姿である。【図版】巻末付録
【参照項目】➡法然上人御影
【執筆者:成田俊治】