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「樊籠」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版

はんろう/樊籠

とりかごのこと。閉じ込められて身動きのとれない様子を譬えるために用いられる。『往生浄土用心』には「かように貪瞋煩悩の敵に縛られて三界樊籠められたる我ら」(聖典四・五五三)といって我々が煩悩にまみれ、三界の中に閉じ込められた存在であることを譬えている。


【資料】『往生浄土用心』


【執筆者:郡嶋昭示】