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「抜一切業障根本得生浄土陀羅尼」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:31時点における最新版

ばついっさいごっしょうこんぽんとくしょうじょうどだらに/抜一切業障根本得生浄土陀羅尼

施餓鬼会において誦されていた真言陀羅尼。「ナモアミリタバヤ タタギャタヤ タニヤタ アミリ トバビアミリタ シッタバロアミリタ ビギャランテイアミリタ ビギャランタ キャミニキャキャノウ シタキャレイ ソワカ」と誦する。『阿弥陀経敦煌本の末尾に「無量寿仏往生浄土呪」として同様の陀羅尼が記されていて、この呪を誦する者は阿弥陀仏がその者の頂に止まり、命終には往生するという。また龍樹が感得したとある(正蔵一二・三四八中)。


【資料】『諸回向宝鑑』


【執筆者:袖山榮輝】