「善光寺史」の版間の差分
提供: 新纂浄土宗大辞典
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ぜんこうじし/善光寺史
坂井衡平著。上下巻。昭和四四年(一九六九)五月、東京美術刊。著者の死後三〇年以上を経て刊行。長野善光寺に関する総合的な歴史書。本文は全八編四七章、付録として年表、参考資料目録、善光寺小誌が収録された上下巻合わせて約一二〇〇ページにもおよぶ労作。奈良期以前から現代までを時代ごとに区切り、善光寺に関わる歴史的事実や信仰様態などを細かく記載している。特に、民衆生活における阿弥陀仏信仰、善光寺信仰に焦点を当てたことは大きく評価される。
【参考】金井清光「坂井衡平氏善光寺史について」(『時衆研究』二一、一九六六)
【執筆者:江島尚俊】