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「善光寺史」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:28時点における最新版

ぜんこうじし/善光寺史

坂井衡平こうへい著。上下巻。昭和四四年(一九六九)五月、東京美術刊。著者の死後三〇年以上を経て刊行。長野善光寺に関する総合的な歴史書。本文は全八編四七章、付録として年表、参考資料目録、善光寺小誌が収録された上下巻合わせて約一二〇〇ページにもおよぶ労作。奈良期以前から現代までを時代ごとに区切り、善光寺に関わる歴史的事実や信仰様態などを細かく記載している。特に、民衆生活における阿弥陀仏信仰善光寺信仰に焦点を当てたことは大きく評価される。


【参考】金井清光「坂井衡平氏善光寺史について」(『時衆研究』二一、一九六六)


【執筆者:江島尚俊】