正覚の華のソースを表示

=しょうがくのはな／正覚の華=
[[極楽浄土]]の[[蓮華]]は[[阿弥陀仏]]の正しいさとり（[[正覚]]）によって生じた華であることをいう。[[世親]]『[[往生論]]』の[[願生偈]]の[[眷属]][[功徳]]成就には「[[如来]]浄華の衆[[正覚の華]]より[[化生]]す」（聖典一・三五七／[http://jodoshuzensho.jp/jozensearch_post/search/detail.php?lineno=J01_0192 浄全一・一九二]）とあり、仏のさとりを[[蓮華]]にたとえて、[[極楽浄土]]の[[聖衆]]が[[阿弥陀仏]]の正しいさとりによって[[化生]]した者であるとしている。同[[功徳]]について[[曇鸞]]『[[往生論註]]』は「我が[[国土]]をして悉く[[如来]]浄華の中に於いて生じ、[[眷属]][[平等]]にして[[与奪]]路なからしめん」（[http://jodoshuzensho.jp/jozensearch_post/search/detail.php?lineno=J01_0227 浄全一・二二七下]）という[[阿弥陀仏]]の[[誓願]]の成就相として捉える。
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【参照項目】➡[[正覚]]
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【執筆者：石川琢道】