打磬のソースを表示

=だけい／打磬=
[[法会]]、偈頌等の区切りで<ruby>磬<rt>けい</rt></ruby>を打ち鳴らすこと。磬は[[導師]]が打つものであるが、[[維那]]が打つ場合もある。<ruby>桴<rt>ばい</rt></ruby>を右手小指側に垂下し、自身の右横に置いた磬を打つ。磬の打ち方は、まず[[三下]]し、その他は<ruby>[[大鏧]]<rt>だいきん</rt></ruby>に準ずる。また[[導師]]が[[登高座]]した際、桴を取り、磬を二下して、「[[開経偈]]」の[[句頭]]を発声してから一下する。『新刻校正[[浄土法事讃]]』には「[[導師]]拈香[[打磬]][[訓読]]」（文化六年〔一八〇九〕）とある。
----
【参照項目】➡[[二下三下の法]]
----
【執筆者：八橋秀法】