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J2840 鎌倉光明寺志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0606A01: 檀林鎌倉光明寺志
J19_0606A02:
J19_0606A03: 目次
J19_0606A04: 山門來歷 伽藍數所 寶器什具 開祖行實
J19_0606A05: 同師創寺 二世傳略 同師系統 開師資名
J19_0606A06: 累世貫主 境内所在 眺望八景 北條系譜
J19_0606A07: 内藤氏統 會下淸德
J19_0606A08: 御朱印百石
J19_0606A09: 相模國鎌倉郡天照山蓮華院光明寺
J19_0606A10: 永拾貫文
J19_0606A11: 山門來歷
J19_0606A12: 夫當山は宗門の靈塲往古の冠刹にして當今關左八洲
J19_0606A13: の惣本山職記主六派の根元也倩倩其來由を縮考する
J19_0606A14: に高祖圓光大師の禀傳數百人の中傳法傳戒の上足た
J19_0606A15: る聖光上人の高弟然阿上人都鄙の化導は信惠道宗觀
J19_0606A16: 鏡立信等にゆだね關東奧羽兩山西海の邊民を敎化し
J19_0606A17: 宗門弘通せんがため先武家輻輳の鎌倉郡に入て本願
J19_0606A18: 難思の玄門をひらき普く道俗男女を勸諭の節時の執
J19_0606B19: 權武藏守平經時師の智德に歸依ししばしば招請聽法
J19_0606B20: の上猶歸敬あまりあれば寬元元年五月三日佐介ケ谷
J19_0606B21: に於て淨刹を建立し蓮華寺と名け師を延て導師開山
J19_0606B22: とし住職せしめ常に淨法を聞く事數年に及ふ其後經
J19_0606B23: 時靈夢によりて光明寺と改め方丈を蓮華院と云
J19_0606B24: 新編鎌倉志五云御所入此谷内ニアリ古老云平經時
J19_0606B25: ノ住セシ所也ト按ルニ光明寺記主傳ニ平經時佐介
J19_0606B26: 谷ニ隱居シ專修念佛シテ卒ストアリ
J19_0606B27: 又云蓮華寺跡今俗ニ光明寺畠ト云光明寺本此地ニ
J19_0606B28: アツテ蓮華寺ト號ス後ニ光明寺ニ改ム鎌倉大日記
J19_0606B29: ニ建長三年經時ガ爲ニ佐介ニ於テ蓮華寺建立住持
J19_0606B30: 良忠トアリ良忠此谷ニ居住アリシ故ニ佐介ノ上人
J19_0606B31: ト云
J19_0606B32: 經時卒去ののち相模守時賴兄の遺言をつぎ寺門を再
J19_0606B33: 興せられしより北條一門代代歸依せらるる故に學徒
J19_0606B34: 遠近より集り能化法幢をたてて常恒檀林の規則を定
J19_0606B35: む足利基氏朝臣東國鎭衞の後も諸士檀越たれば寺門

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