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J2820 三縁山志 摂門 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J19_0356A01: 圓受曉蓮社劫譽元祿六ノ八月九日 順冏長蓮社榮譽元祿六ノ八月十九日 法説證蓮社速譽享保十ノ十一月八日 辨達喚蓮社遣譽享保二十ノ十一月十四日 鳳山然蓮社廓譽延享三ノ十一月二日 存龍相蓮社貌譽寶曆七ノ四月十二日 泰雲超蓮社常譽寬政四ノ十一月二日 泰倫轉蓮社入譽文化四ノ六月廿六日 雲了覺蓮社法譽享和元ノ四月九日 麗敎戒蓮社光譽 顯隆興蓮社仁譽
J19_0356A02:
J19_0356A03: ○天光院
J19_0356A04: 開祖圓也上人は御當山第十一世たり堂閣房宇自燒せ
J19_0356A05: しかは悉く再興し源譽上人後爲國師に讓與し當院をひら
J19_0356A06: きて隱栖住閑しひとへに名利を厭ひて三心の秘奧に
J19_0356B07: すすむ御當山今の地にうつりし時は南の地にありし
J19_0356B08: かど寬永中此地にうつる其以前の地は今の光學院の
J19_0356B09: 所といふ又今の源壽院の地とも云四世童樂は當山坊
J19_0356B10: 中幹事の初なり世法ともに他院の主僧に越けれはな
J19_0356B11: 『合考』云行者長周往年語云國師の在住の頃迄は今裏門の内方丈の巽天光院唯一宇萱葺にて田の中に有之候是入沼ゆへ堂の前迄板を
J19_0356B12: 一筋敷つづけて通路としたりと云云
J19_0356B13: 當院は國師の師圓也隱室なりしかば其頃は時めきて
J19_0356B14: 諸家の檀家も餘多ありしかど代代の交代に自然と山
J19_0356B15: 外諸寺院とことにて檀家に謟へる者もなかりしにや
J19_0356B16: 自然とうせけるとなり今も猶榊原氏三家あり
J19_0356B17: 本多百助は代代檀家たり减祿ののちは廟參もうとか
J19_0356B18: りし事とも方丈にも達せられしかば因縁あれはとて
J19_0356B19: 芝西應寺に檀家たるへきのむね方丈より本多氏西應
J19_0356B20: 寺へ達せられ夫より彼寺の檀家となられしとなり元祿
J19_0356B21: の比と云
J19_0356B22: 近藤氏元祖石見守秀用室詣嚴院葬せし後今も彼氏三
J19_0356B23: 家より廟參あり

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