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J2310 円光大師行状画図翼賛 円智・義山 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J16_0445A01: 等ニ出●漿ハ字彙云米汁相將也
J16_0445A02: 抑今のする所の自害往生。水漿を斷て後。五十餘日
J16_0445A03: をふる事。殆信をとりかたしといへとも。かの子
J16_0445A04: 孫。上人の御消息。ならひに念珠袈裟等を相傳し
J16_0445A05: て。披露する事世もてかくれなし。たたこれ尊願か
J16_0445A06: 不思議の奇特をのするばかりなり。餘人さらにこの
J16_0445A07: み行せよとにはあらす。凡上代上機の事はしはらく
J16_0445A08: これをさしをく。末代當世の行者は。機根よはきゆ
J16_0445A09: へに。たとひ思たつものありとも。その期にのそみ
J16_0445A10: て。もし後悔の一念もおこりぬへし。しからは何の
J16_0445A11: 詮かあらん。上人も。いけらば。念佛の功つもり。
J16_0445A12: しなは往生うたがはず。とてもかくても。この身に
J16_0445A13: はおもひわづらふ事ぞなきと心得て。ねんごろに念
J16_0445A14: 佛して。畢命を期とせよとこそ。禪勝房にはさづけ
J16_0445A15: られけれ。鎭西の聖光房も。自害往生。燒身往生。
J16_0445A16: 入水往生。斷食往生等の事。末代には斟酌すべし
J16_0445A17: と。誡めをかれけるとかや。ゆめゆめこのみ行すへ
J16_0445B18: からす。ふかく上人の勸化を信して。念念相續。畢
J16_0445B19: 命爲期の行を。つとむへきものなり。
J16_0445B20: ●禪勝房ハ第四十四及四十五卷傳文分明也●鎭西ノ御誡未檢
J16_0445B21: 畫圖
J16_0445B22: ●九卷傳ニ遠江國蓮華寺ノ禪勝房ハ熊谷入道ノ勸
J16_0445B23: ニヨリ吉水ノ御坊ヘ參テ無智ノ罪人ノ極樂ニ往生
J16_0445B24: スルコトノ侍ルナルヲ承ラント申ケレバナドアリ
J16_0445B25: ●自害往生トハ資持記云義淨三藏寄歸傳廣斥世
J16_0445B26: 人燒身然指意謂菩薩大士之行非出家比丘所
J16_0445B27: 宜古來章記相傳引誡講者寡聞用爲口實此由
J16_0445B28: 不知機有淺深敎分化制律明自殺方便偸
J16_0445B29: 蘭燒指然香違制得吉梵網所制若不燒身臂
J16_0445B30: 指非出家菩薩犯輕垢罪此蓋小機急於自行
J16_0445B31: 期盡報以超生大士專在利他歷塵劫而弘濟是
J16_0445B32: 以小律結其大過大敎歎其深功况大小兩敎倶
J16_0445B33: 是聖言一抑一揚豈容乖異且經明出家菩薩那
J16_0445B34: 云不許比丘彼云捨身非沙門ノ所爲ニ傳列苦行遺身豈是專

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