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J1430 吉水大師小消息諺解 貞極 画像

続浄の割書は、青字で小さく表示。

巻_頁段行 本文
J09_0845A01: 十念の詞信しても猶信すへきは必得往生の文也
J09_0845A02: 第八結報恩信 このたび等とは般舟讃に云はく不
J09_0845A03: 蒙彌陀弘誓力何時何劫出娑婆又云はく或道
J09_0845A04: 從今至佛果長劫讃佛報慈恩云云觀念門に云はく
J09_0845A05: 一切往生人等若聞此語即應聲悲雨涙連劫累劫粉
J09_0845A06: 身碎骨報謝佛恩由來稱本心豈敢有毛髮憚之
J09_0845A07: 即ち此意也乃至十念等とは第十八念佛往生
J09_0845A08: の王本願を指す彌陀佛此願を成就し給ふ故に我等か
J09_0845A09: 往生決定せり 必得往生の文とは禮讃の彼佛今現在
J09_0845A10: 世成佛當知本誓重願不虚乃至必得往生の文也隆寬律師
J09_0845A11: は此釋につき往生の肝心此文にあるへし文字又四十
J09_0845A12: 八まさしく本願の數に當れり定めて深き意あるへし
J09_0845A13: とて常の詞には衆生稱念と云ふわれ豈その人にあら
J09_0845A14: ざらんや必得往生と云へり何そかの迎にもれんとて
J09_0845A15: 感涙はなはだしかりきとぞ
J09_0845A16:
J09_0845A17: 吉水大師小消息諺解

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