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華頂山勅額

提供: 新纂浄土宗大辞典

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かちょうざんちょくがく/華頂山勅額

二代将軍徳川秀忠の寄進により建造され、元和七年(一六二一)に完成した知恩院三門に掲げられている霊元上皇直筆「華頂山」の額。宝永七年(一七一〇)一一月二三日に賜り謹刻、翌年正月一三日に掲げた。大きさは中味の鏡板が縦約一・七メートル(五尺六寸)、横約一・一メートル(三尺六寸)。外縁を加えると総高約二・五メートル(八尺三寸)、総横幅約一・六メートル(五尺二寸)。裏面に「宝永七年」の銘がある。宸翰しんかんは別に宝庫に保管されている。


【参考】藪内彦瑞編『知恩院史』(知恩院、一九三七)、『重要文化財知恩院三門修理工事報告書』(京都府教育委員会、一九九二)


【参照項目】➡華頂山


【執筆者:今堀太逸】