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熊谷寺 (ゆうこくじ)

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ゆうこくじ/熊谷寺

埼玉県熊谷市仲町。蓮生山常行院。埼玉教区№一〇七。開基は鎌倉幕府の御家人熊谷次郎直実。直実は晩年法然のもとで出家蓮生れんせいぼうと号した。元久二年(一二〇五)蓮生は郷里の武蔵国熊谷郷に帰り、蓮生庵を開き念仏生活を送った。この庵が当寺の草創である。その後長く荒廃していたが、近世初期幡随意が中興開山となり、熊谷直実ゆかりの寺として蓮生庵を復興し、熊谷寺と称した。江戸時代に入ると慶長九年(一六〇四)、徳川家康が鷹狩りの折に立ち寄り、直実の供養として三〇石の朱印状を与えた。さらに徳川秀忠も同様に立ち寄り、朱印状を与え、当寺の発展に寄与している。


【資料】『元禄寺院由緒書』二六・檀林末、『新編武蔵風土記稿』一一


【執筆者:宇高良哲】