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湛慧和上行状

提供: 新纂浄土宗大辞典

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たんえわじょうぎょうじょう/湛慧和上行状

一巻。『長時院律法開祖湛慧和上行状』ともいう。僧尾著。湛慧信培の出生から入寂までの行状に加え、末尾に弟子である普寂、法沢、可円、称察の略伝を載せたもの。著者の戒如僧尾(—一七九三)は、はじめ湛慧に学び、後に普寂に師事し、洛西成等庵に住した後、縁山恵照院七世となった。僧尾は湛慧の三三回忌を目前にした安永七年(一七七八)に本書を著し、知恩院貞現が序文、普寂徳門が跋文を寄せている。版本は安永七年のほか、弘化三年(一八四六)湛慧一〇〇回忌の折にも長時院六世慧戒によって刊行された。


【所収】浄全一八


【参照項目】➡信培


【執筆者:石川達也】