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武田興仁

提供: 新纂浄土宗大辞典

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たけだこうにん/武田興仁

明治二年(一八六九)—同三〇年五月一七日。明治二九年(一八九六)五月、仲谷徳念と共に台湾開教使に任命され、六月に台湾に渡る。一一月より橋本定幢の志を継ぎ、台北城外の艋舺もうこう海山館において布教を開始する。その翌年台北布教所において二九歳で病没した。没後六月に権大僧都を贈られた。


【資料】浄土宗布教伝道史編纂委員会編『浄土宗布教伝道史』(浄土宗、一九九三)、藤本了泰・玉山成元編『浄土宗大年表』(山喜房仏書林、一九九四)


【参照項目】➡仲谷徳念


【執筆者:田中芳道】