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歓喜日

提供: 新纂浄土宗大辞典

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かんぎにち/歓喜日

仏が歓喜する日。仏歓喜日ともいう。安居あんごの満了を仏が喜ぶことから、七月一五日(盂蘭盆会の日)のことを指す。後世になって、七月だけでなく、毎月一五日を歓喜日と呼ぶようになった。『仏説盂蘭盆経』に「皆まさに所生現在の父母、過去七世の父母のために、七月一五日、仏歓喜日、僧自恣日に百味の飲食おんじきをもって孟蘭盆中に安じ、十方自恣の僧に施すべし」(正蔵一六・七七九下)とある。


【執筆者:大屋正順】