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極楽の入り口で念仏を売る

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ごくらくのいりぐちでねんぶつをうる/極楽の入り口で念仏を売る

すべてのことをよくわきまえている、知り尽くした人に無用なことを教えるたとえ。必要のない無駄なこと、余計なおせっかいの意。西方極楽浄土往生する人は、念仏の教えに導かれて、念仏を実践してきた人であり、阿弥陀仏極楽浄土の教えをよくわきまえてきた人であるから、その人たちに向かって極楽浄土の入り口で念仏を売るとは、まさに不必要なお世話ということになる。


【執筆者:勝崎裕彦】