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報恩蔵

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ほうおんぞう/報恩蔵

比叡山黒谷別所にあった、一切経の収蔵庫。法然はここで五回一切経を披見した。さらに善導の著作を読むこと三回、ついに『観経疏散善義にある「一心専念弥陀名号」の文に出会い、承安五年(一一七五)浄土宗を開いた。これを建立した人物としては桓武天皇や、藤原忠通の名が挙がっている。


【資料】『十六門記』、『翼賛』六、四九


【執筆者:伊藤真昭】