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阿難

提供: 新纂浄土宗大辞典

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あなん/阿難

弟子の一人。ⓈⓅĀnanda。阿難陀、また意訳して歓喜、慶喜ともいう。仏の十大弟子の一人。迦毘羅(カピラ)城主甘露飯王(あるいは白飯王、または斛飯王)の子であり、釈尊の従弟にあたるとされる。出家後は釈尊侍者として長年行動をともにし、教説を傍で聴き伝えたので多聞第一と称される。釈尊の養母摩訶波闍波提(マハーパジャーパティー)の出家に際し、釈尊は当初それを渋ったが彼の仲介によって許され、尼僧教団が成立した。また、釈尊の滅後、教法の合誦(第一結集)においては教え(法)を誦したとされる。


【参照項目】➡十大弟子


【執筆者:南清隆】