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「道号」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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どうごう/道号

仏門に入った者が、自らの願いとするところや、信仰により得たところを表して名のる入道号で、表徳号ともいう。『啓蒙随録』に「道号とは入道者の号である。故に法名のほかに道号を付けるのは、繁重のようであるが、法名は実名、道号は別号である。…これ等のことは禅宗に倣ったものである」(初編一・二四ウ)というように、主に禅宗で行われたことが各宗で用いられるようになったもので、浄土宗誉号阿号道号の影響と伝えられている。


【資料】大雲『啓蒙随録』


【参照項目】➡戒名


【執筆者:熊井康雄】