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「足立鈔」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:17時点における最新版

あだちしょう/足立鈔

三巻。良忠述。良忠観経疏略鈔』八巻のうち『散善義略鈔』三巻の異名。武蔵国足立郡箕田(埼玉県鴻巣箕田)で撰述されたことからその名がある。鎌倉光明寺八世慶順編『諸記要語類聚』(大正大学蔵)によると、まず弘長二年(一二六二)に高野の敬忍房の請によって『玄義分略鈔』より『定善義略鈔』に至る五巻分が著された。その後、文永年間(一二六四—一二七五)良忠が足立に逗留とうりゅうした間に散善義の鈔が著され、この『足立鈔』の名称を『散善義略鈔』に充てたという。


【参考】大島泰信『浄土宗史』(浄全二〇)、恵谷隆戒『然阿良忠上人伝の新研究』(国書刊行会、一九八四)


【参照項目】➡観経疏略鈔


【執筆者:吉田淳雄】