誦経行道のソースを表示

=じゅきょうぎょうどう／誦経行道=
経典を[[読誦]]しながら[[行道]]すること。『[[無量寿経]]』『[[観経]]』の<ruby>[[小経]]<rt>こぎょう</rt></ruby>または『[[阿弥陀経]]』（[[護念経]]）をゆっくり[[音読]]しながら、仏の周囲を右回りに巡って[[敬礼]]する[[作法]]。文昭院（徳川家宣）の万部[[法事]]では、<ruby>[[小経]]<rt>しょうきょう</rt></ruby>[[行道]]と称して、[[護念経]][[行道]]（「仏説[[阿弥陀経]]　[[舎利弗]][[衆生]]聞者等已去」）が勤められた（『[[増上寺日鑑]]』二・七七）。「阿[[弥陀]]<ruby>[[懺法]]<rt>せんぼう</rt></ruby>」では、『[[観経]]』[[真身観文]]を[[漢音]]で[[読誦]]しつつ<ruby>右遶一匝<rt>うにょういっそう</rt></ruby>する。広儀式の施遶法は、<ruby>[[割笏]]<rt>かいしゃく</rt></ruby>で[[誦経]]しながら[[行道]]し、[[行道]]中に振鈴を合図として[[散華]]し、[[行道]][[三匝]]・七匝を<ruby>竟<rt>おわ</rt></ruby>って着座し、[[読経]]を継続する（『[[浄土宗法要儀式大観]]』）。
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【参照項目】➡[[行道]]<span style="border: 1px solid;color: white;background-color: black;font-weight: bold;">一</span>
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【執筆者：西城宗隆】