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西運寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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さいうんじ/西運寺

埼玉県深谷市深谷町。寂定山常照院。埼玉教区№一一八。徳蓮社方誉の開山。文正年間(一四六六—一四六七)斉藤権右衛門の開基と伝えられる。戦国時代、深谷城主松平康直の菩提寺で、康直の母(徳川家康の姉)長寿院殿の墓もある。江戸時代には飯沼弘経寺末となっている。慶安元年(一六四八)寺領一六石余が寄進され、貞享二年(一六八五)には改めて寺領一六石を安堵されている。境内には二十三夜堂があり、毎月二三日を縁日とし、「さんやさま」とよばれ参詣人で溢れる。


【資料】『新編武蔵風土記稿』(雄山閣、一九九六)、『飯沼弘経寺志』(浄全一九)


【参考】『深谷市史』(深谷市、一九六九)


【執筆者:𠮷水成正】