操作

色 (しき)

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:26時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

しき/色

物質的存在、感性的存在。あるいは、いろと形。ⓈⓅrūpa。仏教における色は、広義には五蘊ごうんの色蘊を意味し、これはしきしょうこうそく五境げんぜつしん五根の総称である。この広義の色は、感覚されるもの、あるいは感覚するものを意味し、物質的な要素を意味する。狭義の色とは五境の色であり、これは眼根によって認識されるものを意味する。これはいろ(顕色けんじき)と形(形色ぎょうしき)に大別される。


【参照項目】➡五蘊六根・六境・六識五境


【執筆者:石田一裕】