操作

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年9月17日 (月) 10:09時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました: 20180917 リンクと画像表示修正)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

れん/聯

経文などから引用した文字を書いたり彫ったりした一対の荘厳具。経説を知らしむるために、一対に選んだ句を板に彫り、諸堂の装飾のために左右の柱に相対して掛ける細長い板。もとは、中国唐代に完成した近体詩を対句にしたり、二句ひとまとまりにしたものを呼んでいたが、のちに、それを書き出し、室内装飾として使われていたものが聯として日本に伝わった。禅宗寺院によく見られる。浄土宗では「光明徧照 十方世界」と「念仏衆生 摂取不捨」などが多い。


【執筆者:陣川隆行】