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禅寂

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ぜんじゃく/禅寂

生没年不明。大原如蓮とも称した。俗名は日野長親ながちか。父は権中納言兼光。『玉葉』文治四年(一一八八)二月一七日の条に、長親が出家した旨が示されている。一説によると、二五、六歳頃の出家ともいわれている。出家戒師は本成房湛斅たんごう。いつの頃からか法然帰依し、元久元年(一二〇四)の『七箇条制誡』に署名が見える。鴨長明とも交流があり、建保四年(一二一六)に長明が亡くなると、彼の五七日に追善のため、『月講式』を草した。法然門弟には同じ日野家出身の宗慶がいる。


【資料】『尊卑分脈』(『新訂増補国史大系』五九)、『天台円教菩薩戒相承』


【参考】三田全信「禅寂と月講式」(『浄土宗史の新研究』隆文館、一九七一)


【執筆者:角野玄樹】