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知恩院史

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ちおんいんし/知恩院史

藪内彦瑞編。昭和一二年(一九三七)三月、知恩院刊。知恩院が三上人遠忌記念として出版したもの。昭和六年(一九三一)井川定慶が編集主任となり、知恩院文書・古記録を探査。さらに東大史料編纂所、京大国史研究室、東山御文庫および末寺の史料をも広く蒐集、京都帝国大学教授羽田亨・同西田直二郎の監修により刊行された。口絵に知恩院全景の航空写真、什宝物、主な伽藍、国宝の古写経を掲げる。本文は第一篇沿革・第二篇皇室と知恩院・第三篇文化・第四篇年表・第五篇参考資料からなる。知恩院史研究の基本図書。菊判一五〇〇頁。


【執筆者:今堀太逸】