操作

無生

提供: 新纂浄土宗大辞典

2018年3月30日 (金) 06:34時点におけるSeishimaru (トーク | 投稿記録)による版 (1版 をインポートしました)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

むしょう/無生

一切は空であるため、生じたり滅したりしないこと。生に執着する誤った考えを否定し、真実不変の無分別世界に入ること。涅槃道理そのもの、あるいはこれをさとった状態を意味する。浄土教においては、浄土無為涅槃界であるため、往生すること自体が無生を体得することであり、これを「無生の生」という。


【資料】『法事讃』上、『往生論註』下


【参照項目】➡無生而生往生


【執筆者:編集部】