源信僧都之詞のソースを表示

=げんしんそうずのことば／源信僧都之詞=
内題は「内道者持念文」。[[源信]]撰。『<ruby>楞厳語萃<rt>りょうごんごすい</rt></ruby>』におさめられている一つで、八字二二句からなる。成立年代は不明。[[念仏]]者の座右の銘として撰した。内容は、人間の身体的[[変化]]・心的欲求などを示した上で、いたずらに罪を造り堕獄することなく、[[極楽]][[往生]]のために勤め励むことを記している。ちなみに、[[永観]]の『[[往生拾因]]』の序には「<ruby>嗟乎<rt>ああ</rt></ruby>。去り去て来たらざるは盛んなる年、残日<ruby>稍闌<rt>ややつき</rt></ruby>たり。来り来て去ること無きは衰えたる齢い、余年復幾ばくぞや」（[http://jodoshuzensho.jp/jozensearch_post/search/detail.php?lineno=J15_0371 浄全一五・三七一上]）とあり、この詞の一節に近似している。
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【所収】『恵心僧都全集』五、仏全三一
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【執筆者：神宮良弘】