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浄土論註私記

提供: 新纂浄土宗大辞典

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じょうどろんちゅうしき/浄土論註私記

七巻。『往生論註私記』『浄土往生論註解私記』ともいう。円空述。元禄六年(一六九三)作。曇鸞往生論註』の註釈書。円空粟生あお光明寺三二世倍山俊意に師事し西山派を学び、のちに倍山の跡を継ぎ粟生光明寺三世となる。本書は、智光の疏や、雲洞の『往生論註正義叙説』「論註釈書目幷評論」の項で紹介される『資持記』を引用し、本書以前の註釈書に欠いている点を補っている。第一巻には同六年の自序があり、また第七巻末には門弟である諦全による同年の跋文がある。


【執筆者:加藤芳樹】