水冠のソースを表示

=すいかん／水冠=
儀式の<ruby>[[冠物]]<rt>かぶりもの</rt></ruby>の一つ。[[法会]]では[[荘厳服]]で<ruby>[[顕色]]<rt>けんじき</rt></ruby>の七条以上の[[袈裟]]のときに[[顕色]]の[[水冠]]をかぶる。正面の布の折り目が水の字に似ているので[[水冠]]と名付けられたともいう。また[[廬山]][[慧遠]]が雨請いのときに用いたので[[水冠]]と呼ぶという説もある。その形状から<ruby>蟬[[帽子]]<rt>せみぼうし</rt></ruby>・<ruby>[[烏帽子]]<rt>からすもうす</rt></ruby>ともいう。[[禅宗]]とともに日本に伝わり、各宗で使われるようになった。[[浄土宗]]では[[僧階]]によって色や地質を規定していた時代もあったが、現在その制限はない。
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【参照項目】➡[[冠物]]
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【執筆者：當間浩昭】


[[File:すいかん【水冠】.jpg|thumb|left|upright=2.5|[[水冠]]]]