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正林寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しょうりんじ/正林寺

京都市東山区渋谷通東大路東入ル三丁目上馬町。清凉山光明真言院。京都教区№一二一。法然上人二十五霊場第一四番。平重盛の邸宅小松殿を九条兼実が伝領し、法然が譲り受けたとされる小松谷御坊の遺跡。元久二年(一二〇五)法然瘧病おこりやまいを患い、同三年隆寛に『選択集』を付属し、建永二年(一二〇七)三月四国配流へ旅立った所とされる。義山の遺跡復興の遺志を継いだ弟子恵空えくうが、妙法院から請地して、享保二〇年(一七三五)北野の正林寺を移し、元文二年(一七三七)九条家の河原御殿の寄進を請けて再興。本堂には法然、兼実、聖光の像を安置する。


【資料】『四十八巻伝』一七、三三、四四、『知恩院史料集』日鑑・書翰篇一四~一六


【参考】藤堂祐範「義山上人遺墨及小松谷の開創」(『仏教学雑誌』三—二、一九二二)、髙橋昌明「平重盛の小松殿と小松谷」(『日本歴史』六七二、二〇〇四)【図版】巻末付録


【参照項目】➡法然上人二十五霊場


【執筆者:山本博子】