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「横川首楞厳院二十五三昧起請」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:35時点における最新版

よかわしゅりょうごんいんにじゅうござんまいきしょう/横川首楞厳院二十五三昧起請

一巻。『花台院八箇条起請』『起請八箇条』ともいう。源信撰、慶滋保胤よししげのやすたね起草か。寛和二年(九八六)九月一五日成立。内容は、念仏結社である二十五三昧会における心構えや行儀を八箇条にわたり記したもの。


【所収】続浄一五、正蔵八四、仏全七〇、『恵心僧都全集』一


【参考】佐藤哲英『叡山浄土教の研究』研究編(百華苑、一九七九)、奈良弘元『初期叡山浄土教の研究』(春秋社、二〇〇二)


【執筆者:和田典善】


一巻。『十二箇条起請』『定起請』ともいう。源信撰。永延二年(九八八)六月一五日成立。『起請八箇条』()に、源信が増補改訂したもの。例えば、『起請八箇条』では、毎月一五日に念仏三昧を勤修することがあげられているが、『十二箇条起請』では、毎月一五日の夜、不断念仏を修事し、さらに法華経を講じ、灯明を供えることなど訂正や増補が見られる。


【所収】続浄一五、正蔵八四、仏全七〇、『恵心僧都全集』一


【参考】佐藤哲英『叡山浄土教の研究』研究編(百華苑、一九七九)、奈良弘元『初期叡山浄土教の研究』(春秋社、二〇〇二)


【執筆者:和田典善】