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松濤神達

提供: 新纂浄土宗大辞典

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まつなみしんたつ/松濤神達

安政七年(一八六〇)一月一日—大正一一年(一九二二)一月一五日。養蓮社力誉慈阿。あざなは唱道。社会事業家。現在の香川県さぬき市に木内斎蔵の三男として生まれる。明治八年(一八七五)知恩院順誉徹定より宗戒両脈相承。同二〇年長松寺(東京都台東区下谷)の住職。同三七年救貧救済事業として救護会を設立、翌年仏教婦人救護会と改称。同四三年私立東京養老院を継承し、大正二年(一九一三)東京都北区滝野川に移転させ、(財)東京養老院の理事長となる。


【参考】大橋俊雄『浄土宗人名事典』(斎々坊、二〇〇一)


【参照項目】➡東京養老院


【執筆者:横井大覚】