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普請

提供: 新纂浄土宗大辞典

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ふしん/普請

主に禅寺などで、多くの僧侶を集めて掃除などの作務や労働を行うことをいう。あまね僧侶いて行うので普請という。『釈氏要覧』下には『根本説一切有部毘奈耶雑事』一四の記述を引用して「律に云う、仏は、地を掃けば勝利ありと説きたまうに因り、時に諸老宿比丘は、皆禅と誦とを棄てて地を掃けり。仏止めて曰く、我れ知事人の為に其の事を知することを説けるなりと。又遍く掃かざりしかば、仏は犍稚かんちを鳴らし、総じて集め、共に之を為さしめたまえり。此れ普請の始めなり」(正蔵五四・三〇二中)とあるように、もともとは僧堂全員で作務を行うことだが、大人数で労役を行うことが転じて、大人数で労役することが必要な建築工事のことを一般用語で普請というようになった。


【執筆者:大蔵健司】