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「拾玉集」の版間の差分

提供: 新纂浄土宗大辞典

 
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2018年3月30日 (金) 06:26時点における最新版

しゅうぎょくしゅう/拾玉集

五巻または七巻。尊円親王撰。貞和二年(一三四六)成立。慈円の家集。和歌を集めたもの。五巻本は完成本であるが、七巻本は未完成本。百首歌を中心に、慈円の手元にあった詠草を資料として編まれたもの。詞書や左注・巻五末の長文などに、仏教知識や仏教的歌論等を知ることができる。慈円は、新古今時代の代表的歌人として、その歌風は多様なものが認められ、長い歌歴を示している。


【参照項目】➡慈円


【執筆者:榊泰純】