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少林寺

提供: 新纂浄土宗大辞典

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しょうりんじ/少林寺

福岡市中央区天神。大凉山性雲院。福岡教区№一三七。知恩院直末。開山は長誉恵順。恵順は檀林修学の綸旨りんじを受けるために京都へ赴き、当時の筑前国主であった黒田長政の帰依を受けたと伝えられる。その後、長政の請いに応じて慶長八年(一六〇三)に筑前に入国、翌年には長政より寺領三千余坪を寄進され、当地に仏殿を建立して開山となった。昭和五年(一九三〇)の火災で堂宇を焼失したが再建、同二〇年にも戦災で本堂を焼失したが同三二年に再興。伝源信作の本尊阿弥陀仏像と安阿弥作の阿弥陀仏像が安置されている。


【資料】『蓮門精舎旧詞』三九、『浄土宗寺院由緒書』中(『増上寺史料集』六)


【執筆者:杉山裕俊】