小三鈷の印のソースを表示

=しょうさんこのいん／小三鈷の印=
[[印相]]の一つ。<ruby>三鈷杵<rt>さんこしょ</rt></ruby>の形を表した[[印相]]。鈷は股ともいう。両手で結ぶ大三鈷の印に対しての名称であり、右片手のみの印。[[印相]]に親指で押さえる指の違いで四種あるが、[[浄土宗]]では、親指で小指の甲を押さえ、他の三指を少し開いて真っすぐ<ruby>竪<rt>た</rt></ruby>てる[[印相]]を用いる。半斉・霊供等の<ruby>浄箸<rt>じょうちょ</rt></ruby>[[作法]]、また[[洒水]]法において法具などを[[加持]]するときにこの印を用い、<ruby>[[甘露葷荼利呪]]<rt>かんろぐんだりじゅ</rt></ruby>を微声で誦しながら[[加持]]をする。
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【参照項目】➡[[印相]]、[[甘露葷荼利呪]]
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【執筆者：廣本榮康】