墨画法然上人御影のソースを表示

=ぼくがほうねんしょうにんみえい／墨画法然上人御影=
筆の線だけで描かれた[[法然]]の[[御影]]。[[金戒光明寺]]蔵。左（向かって右）に[[名号]]を、上部に「仏説にまかせ六字を唱れば、心にたすけたまふと　心得て申也　此外に別の心ををこせは　[[本願]]に違するなり」と賛があり[[念仏]]の心構えを説いている。姿は頭が少しくぼみ、顔は柔和で、[[半素絹]]の衣で<ruby>雨覆<rt>あまおい</rt></ruby>、それに続く<ruby>裳<rt>も</rt></ruby>の<ruby>襞<rt>ひだ</rt></ruby>が画かれ、[[法然]]の足は素足である。素足の[[法然]]像はほとんどなく、<ruby>浄履<rt>じょうり</rt></ruby>、<ruby>沓<rt>くつ</rt></ruby>、<ruby>足半<rt>あしなか</rt></ruby>のいずれかを履いていることが多い。また素足の場合は必ず<ruby>踏割[[蓮華]]<rt>ふみわりれんげ</rt></ruby>に立つ姿である。【図版】巻末付録
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【参照項目】➡[[法然上人御影]]
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【執筆者：成田俊治】