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=ししょうだん／四正断=
四つの正しい断、またそれに向けて励むこと。四<ruby>正勤<rt>しょうごん</rt></ruby>ともいう。[[三十七菩提分法]]の一つ。Ⓢcatvāri samyakprahāṇāni。[[四正断]]は以下の四種のこと。①断断。すでに生じてしまった悪を断じること、またそのために励むこと。②[[律儀]]断。いまだ生じていない悪を生じさせないこと、またそのために励むこと。③随護断。防護断ともいい、いまだ生じていない善を生じさせること、またそのために励むこと。④修断。すでに生じた善を増加させること、またそのために励むこと。
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【資料】『雑阿含経』三一、『大毘婆沙論』一四一、『瑜伽論』二九
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【参照項目】➡[[菩提分法]]
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【執筆者：石田一裕】